• Aniwo Info

Member Interview #2 日本のサイバーセキュリティ市場開拓に挑む、イスラエル8200部隊出身エンジニア


弊社メンバーのご紹介を通じ、リアルなAniwoの姿をお届けする「Member Interview」

第2弾は、弊社に所属するイスラエル出身社員をご紹介させていただきたく、

昨年弊社に参画しCybersecurity Specialistとして活躍するGonen Krakにインタビュー致しました!

なぜ日本とのビジネスに興味を持ったのか?日本企業とのビジネスを進める際の悩みなど、貴重なお話を沢山伺うことができました。

サイバーセキュリティ分野にご関心がある方はもちろん、海外企業との連携や海外人材雇用を検討されている方々にも、是非ご一読いただけますと幸いです。


◆プロフィール

Gonen Krak / Aniwo Ltd. Cybersecurity Specialist / AironWorks Co-founder CTO

イスラエル国防軍のエリートインテリジェンス部隊 Unit 8200にてCybersecurity実務に取り組み複数の重要プロジェクトのマネジメント、若手ハッカーの育成にも従事。大学在学中に独自アプリ開発、フルスタックエンジニアとしてのスキルも有する。

Tel Aviv University (BSc, MSc) コンピュータサイエンス

◆目次

  • キャリアについて

  • なぜAniwoなのか

  • どんな仕事に携わっているのか

  • 日本人とビジネスを行う上でのアドバイス

  • 今後の目標

  • どんな仲間と働きたいか


ーキャリアについて

Momoi Mai(以下:Mai):

Gonenさん、今日はよろしくお願いします!改めて、簡単に自己紹介をお願い致します。

Gonen Krak(以下:Gonen):

よろしくお願いします。Gonen Krakです!私はこれまで、イスラエル国防軍のエリートインテリジェンス部隊 Unit 8200とテルアビブ大学で、10年以上に渡りCybersecurityの分野に携わってきました。

イスラエル国防軍Unit 8200※では技術者と管理者両方の役割を経験しながら5年以上勤務し、テルアビブ大学ではコンピューターサイエンスの修士号を取得しました。

Aniwoには2020年に参画し、サイバーセキュリティ事業「AironWorks」を立ち上げました。

※イスラエル国防軍Unit 8200とGonenのハッカーとしての歩みについてはこちらでもご紹介しています

Mai:なんと、10年以上!!サイバーセキュリティ大国であるイスラエルの中でも高い評価と実力をお持ちだと思うのですが、なぜイスラエル企業ではなく、あえて日本人創業であるAniwoを選択されたのでしょうか。

ーなぜAniwoなのか


Gonen:1番の理由は、純粋に日本が大好きだからです!昔から日本の文化が大好きで、これまで何度も日本を訪れてきました。東京はもちろん、大阪、京都、北海道などにも行ったことがあります。箱根の温泉も最高でした!!

Mai:わ!そうだったのですね、嬉しいです!!Aniwo参画前からそんなに何度も日本を訪れていたのですね。

では、元々いつかは日本でビジネス(もしくは日本企業とビジネス)がしたいと考えていたのでしょうか?

Gonen:いえ(笑)、日本は大好きでしたが日本でビジネスをするという発想はありませんでした。

きっかけは、3年程前にテルアビブでAniさん(当社代表 寺田 彼日)と出会ったことです。まずAniさんの人柄から入り、イスラエルと日本の架け橋となっているAniwoの事業へ興味を持ち、さらに日本のサイバーセキュリティ市場の可能性が非常に大きいことに気づいたからです。

近年日本企業へのサイバー攻撃が急増していますが、日系サイバーセキュリティ企業の数はまだ少数で、この分野の専門家も多くありません。

この機会に日本でのサイバーセキュリティ事業にチャレンジすることは大きな意義があると思い、「AironWorks」を始動しました。


AironWorksチーム(右から:CTO Gonen Krak, CEO Ani Terada, Takuma Masuda)

ーどんな仕事に携わっているのか


Mai:AironWorksでは、立ち上げからこれまで、GonenさんはCTOとしてどのような業務を進めてこられたのでしょうか?

Gonen:AironWorksはまだ事業を立ち上げて間もない段階ですので、まずは企業の経営層やセキュリティ担当者の方々と打ち合わせを重ね現状のセキュリティ対策や課題感をヒアリングしたり、必要に応じて無料のペネトレーションテスト等を通じた調査を実施したりしてきました。

また、より多くの方々にセキュリティ対策を進める上でのインサイトをお伝えするために、国内のDX推進専門家やイスラエル最大手のセキュリティコンサルファーム等と連携したサイバーセキュリティセミナーも定期的に開催しています。

Mai:確かに、イスラエル国防軍のエリートインテリジェンス部隊出身者から直接情報を収集できる機会はなかなか無いですよね!イスラエルと聞くと構えてしまうかもしれないのですが、最先端の情報からすぐ取り入れらる対策まで幅広くお伝えしているので、是非もっと多くの方々に気軽に参加してみて欲しいです。

担当者の方々との打ち合わせやセミナーを通じて、Gonenさんが改めて発見したことや学びなどがあれば是非教えていただきたいです。

Gonen:はい、数ヶ月に渡るリサーチやヒアリングの結果、日本では従業員向けセキュリティ対策のソリューションが不足していると把握しました。そのため、日本企業に対しては、フィッシングやソーシャルエンジニアリング等、従業員を騙す手法を用いたサイバー攻撃が高い確率で成功しています。

このような日本企業が抱える課題を解決するため、AironWorksはAIをベースにしたソリューション開発に取り組んでいます。

Mai:なるほど!在宅ワークだと企業側も管理が難しいですし、さらにもうすぐ新入社員の入社時期なので、従業員一人一人の意識改革とセキュリティ対策が一層重要になりますね。

ー日本人とビジネスを行う上でのアドバイス

Mai:サイバーセキュリティの分野に限らず、今後イスラエル-日本間のビジネスや専門人材の採用は活発化していくと期待していますが、現状事例はまだ少ないと思います。

Gonenさんの視点から、日本とのビジネスを進める上での課題感や、日本とのビジネスを検討されているイスラエルの皆様に向けたメッセージがあれば是非お願いします!

Gonen:私は日本の文化が元々大好きでしたが、それでもビジネスとなるとやはりギャップは大きかったです。ビジネスにおけるカルチャーの違いや言語の壁など複数の障害が立ちはだかるため、日本人とのビジネスは簡単ではありません。

その中でも私がまず最初にアドバイスしたいことは、日本の文化、特に日本のビジネス文化についてできるだけ多く学び理解することです。

Mai:日本のビジネス文化というと、一般的によく言われる、意思決定に時間がかかりすぎる…などでしょうか?

Gonen:やはりそこは感じますね。一方、日本人とのビジネスは信頼関係の構築が重要ということにも気づきました。そのため、時間をかけても信頼を得るように心がけています。

私からの2つ目のアドバイスは、あなたの会社/チームにビジネススキルのある日本人を雇うか、もしくは日本市場に焦点を当てている企業のコンサルティングサービスを利用することです。

基本的なことですが、ビジネスにおいてはパートナーにできるだけ快適に感じてもらうことが非常に重要です。日本とイスラエルの文化には大きな文化的ギャップがあるため、できるだけギャップを埋めるように心がけるべきだと思います。

ー今後の目標

Mai:貴重なアドバイスを有難うございます!もし良ければ、今後のGonenさんの目標

を聞かせてもらえますか?

Gonen:「クライアントをサイバー攻撃から守る」そして「安全に企業活動を行う」ことを支援する、このミッションをAironWorksとして成功させることが今の目標です。

私は、AironWorksは日本とアジアのサイバーセキュリティ分野をリードしてく、影響力のある企業になれると確信しています。

世界をより良くするため、今後も起業家精神を追求し続け、日々技術開発に取り組んでいきたいと思います。

ーどんな仲間と働きたいか

Mai:では、最後の質問になります!

今、Gonenさんは2人の日本人インターン生とも連携していただいていて、今後もどんどんメンバーが増えていくと思います。Gonenさんはどんな仲間と一緒に働きたいと思いますか?

Gonen:Aniwoにはユニークな才能を持った優秀な人がたくさんいるので、今も一緒に仕事をできることがとても嬉しく、毎日新しい発見、学びがあります!今後もそんなメンバーがどんどん増えてくれることを願っています。

もちろん、技術的なスキルだけでなく、アート、デザイン、マーケティング、ビジネスといった様々なスキルを持った人たちと一緒に仕事をがしたいと思っています。

ユニークで興味深い人たちと共通の目標に向かって取り組むことは刺激的で、まだ私が知らないことを学べる絶好のチャンスとなり、自分自身を向上してくれると考えています。

Thank you!!

Mai:Gonenさん、有難うございました!

また、皆様最後までご覧頂き有難うございました!!

Aniwoにご興味がある方はこちら

お待ちしております!


◆インタビュー・記事作成

Mai Momoi