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Member Interview #3 日本の大企業とイスラエルスタートアップにフォーカスしたイノベーション創出に挑戦する理由〜中国から京都へ留学、そして新卒第2号としてイスラエル発スタートアップへ〜

今回は、当社の新卒第2号として2020年に入社後わずか1年でマーケティングディレクターに就任し、Aniwoの根幹を支えるマルチプレーヤーとして活躍するYinan Xing(シン イナン)について紹介します。


イスラエルと日本を拠点にメンバー構成される当社において唯一の中国出身メンバーとして、日々新たなスキルと日本語の習得に奮闘しながら新たな価値創出に挑み続けるイナンに、イスラエル発ベンチャーに入社した理由や新卒かつ外国人としてのスタートアップでの働き方について深掘りしました。


―まずは、イナンさんの経歴についてご紹介お願いします。


Yinan:よろしくお願いします!シン イナンです。

出身は中国の南京で、2018年に京都大学院への留学を機に来日しました。

2020年にAniwoの新卒第2号として入社し、自社の新規事業開発やグローバルに事業を行うクライアント向けマーケットリサーチ、オープンイノベーションプロジェクト等様々な業務に携わって参りました。

今年の4月からはマーケティングディレクターに就任し、現在マーケティングや市場調査、イベント企画・運営などを主担当として進めています。


プライベートにおいては、一人っ子だったこともあり両親や親族に囲まれながら様々な経験を積ませてもらいました。

二胡や映画鑑賞など今も続けている趣味もありますが、他にも毎年1つ以上増やすペースで新たな趣味を探しており、2019年は麻雀、2020年は漫画作成、2021年は撮影・動画作成・映画脚本作成に挑戦しました。(Aniwoのメンバープロフィール写真もイナンさんが撮影・加工してくれています!)

特に、昨年からは「シュナン」というシュナウザーを飼い始め、休日はよくドッグランを楽しんでいます!








―学生時代はどのような研究をされていたのでしょうか?


Yinan:建築工学のエンジニアである両親の元に育ち建物をつくることのやりがいを身近に感じていたことから、入学した重慶大学では建築構成を専攻していました。建物の設計段階から実際の工事を含む、1つの建物が完成するまでに必要な全ての工程を学び、卒業課題では四階建ての中学校の設計をデザインしました。












※重慶大学で地盤工学実習を行った防災構造物 (2015年7月)


学士終了後は京都大学への留学を決め、2018年から日本に住んでいます。京都大学院では工学研究科都市社会工学専攻にて地盤工学分野について学び、卒業研究では京都府木津川周辺浸透流による洪水などの災害シミュレーション解析の研究を行いました。












※京都大学院に入学した日に撮影した満開の桜 (2018年4月)


―なぜ日本で地盤工学の研究をしようと決断されたのでしょうか?


Yinan:日本の土木学会は世界的に有名で、地下空間と地盤工学の研究が中国よりも進んでいたからです。さらに、京都大学には英語で講義を受けることができる外国人向け教育プログラムがあり、その点も日本留学の決め手になりました。

また、音楽や映画、ゲーム、アニメ等を通じ昔から日本の文化に興味があり、いつか日本に住んでみたいと考えていました。

―なるほど!よろしければ、就職を機に長年勉強されてきた建築業界を離れ他の道を選んだ理由について聞かせて下さい。


Yinan:元々建築分野の研究とビジネスサイド両方に興味を持っており、学生の頃からどちらを進路として選ぶべきか悩んでいました。

建築分野に進む場合、海外駐在のケースも多く現場は男性が多い社会であることから、女性が活躍し続けることが簡単ではないと感じておりました。


京都大学院在学中にイスラエル人留学生と出会い、最先端技術を次々に生み出すイスラエルという国に興味を抱き、イスラエルに関わる仕事がしてみたいと考えるようになりました。

そんな中イスラエルについて調べていたところ偶然Aniwoと出会い、会社の事業内容がまさしく私のやりたいこととマッチしていたため、早速学生インターンに応募しました。

このAniwoでのインターン経験が、迷っていた私の決断を後押しすることとなりました。



―改めて、とても勇気のいる決断でしたよね。Aniwoのインターンで刺激を受けた点や、Aniwoへの入社を決めたポイントについて教えていただけますか?


Yinan:在学中はずっと研究や語学の勉強に集中していたため、ビジネスサイドに進む場合は尚更、スピード感を持って自分が成長できる環境に身を置くことと、様々な挑戦を通し自分がどのような働き方・生き方が合っているのか見つけられそうな場所で働きたいと考えておりました。


Aniwoのインターンは期間限定だったものの、リモートでの市場調査業務やイスラエル発カメラメーカーの実証実験サポート等実践的な業務に携わらせていただきました。いずれも未経験のことで非常に刺激的で視野が広がりましたし、数日間にも関わらず自分自身の成長を感じました。


また、会社のミッションや社風については、グローバル視点、オープンマインドなチームであるかという点を重視していました。

Aniwoの自主性を重視する働き方や、イスラエルと日本を軸としたグローバル視点のミッション・メンバー構成は、私が重視するポイントにぴったりハマっていました。

そのため、インターン後はそのまま応募書類を提出し、かなり早いスピードで修士終了後の入社が決まりました。



―入社されてから約1年半になりますが、これまでどんな仕事に携わってきましたか?


Yinan:1年半ではあるものの、月に2〜3件のペースで新プロジェクトに携わらせていただいているため、これまで関わった業務内容や業界は非常に多岐に渡ります。


本業であるコンサルティング業務やマーケティング業務、イベント企画/運営業務においては、OJTで進めていただきながらも当初からかなり裁量権を持たせてもらっていたため、スピード感を持ってキャッチアップしていけたと思います。


また、業務と並行し独学でプログラミングやデザインの勉強にも励んだことにより、ウェブサイトUI/UXデザイン等の業務も担当することとなり、こちらでは創造力を活かしながら働くことの楽しさを感じています。

―本当に様々な業務に関わってきたと思いますが、その中でも最も成果を出せたとイナンさんが感じたプロジェクトなどがあればぜひ教えてください。


Yinan:何でしょう、難しいですね…(笑)

答えとして正解かどうか分かりませんが、私はやはりクライアントやチームメンバーから自分が関わった仕事を褒めていただいた時、特に達成感と喜びを感じています。


―確かに、それが一番モチベーション向上にも繋がりますよね。メンバー内で感謝の気持ちを伝え合ったり、成果をプロジェクト以外のメンバーも含めみんなで喜んだりする文化が根付いているのはAniwoの良いところだと思います。

では、これは楽しいorやれて良かった!と特に思えた仕事はありますか?


Yinan:リサーチの仕事は本当に関わる業界の幅が多岐に渡るため、新しい案件を手掛ける度に新しい知識を身につけたり、新しい人に会えたりすることは非常に楽しいです。

個人的に特に携われて良かった!!と思う仕事は、Webマーケティングです。今ニーズが高まってきているデジタルマーケティングのスキルを身につけることができたと思います。簡単ではないですが、一層スキルアップの向上に努め今後の業務にどんどん活かしていきたいと考えています!


―今、特に注力していることは何でしょうか?


Yinan:率直に言うと、日本語の勉強です(笑)。

入社前にも日本語の勉強は頑張ってはいましたが、実際入社すると改めて日本語で働くことの難しさに直面し当初は毎日日本語を話すだけで精一杯でした。(実はイスラエルと日本を拠点に活動しているためどちらかというと英語がメインかと考えておりました、、)


自社がグローバルな事業内容及びメンバー構成だとしても、クライアントとの打ち合わせや資料作成では日本語を使う場面が圧倒的に多いということを働き始めて実感しました。


日本語のレベルは入社当初よりは大分向上したと思っていますが、今も社内で日本語の勉強会や言語交換を実施したり、Aniwoが主催する定期イベントAniwo Meetやその他イベントにおいても積極的に日本語でプレゼンする機会を作ったりするなど更なる向上を目指し頑張っています。



―今、インターンとして来ていただいている日本人大学生2人の指導役も担当されていますが、そちらはどのように進めているのでしょうか?


Yinan:お二人とも非常に優秀かつ挑戦心があり、また、コミュニケーションが取りやすく仕事を進めやすいため、初めて指導役となる私にとっては助かっています。


Aniwoでは私が一番若手になるため、相談しやすい存在でいれるよう出来るだけフランクに関わることを意識しています。また、Aniwoでは英語での調査・レポート作成もあるため、ご本人の英語の勉強も兼ねて、OJTは日本語と英語のハイブリッドで実施しています。(もちろん希望をお伺いした上でですが)


1人はマーケティングメイン、もう1人はイベントの企画・運営メインで、毎週のミーティングを通じたリソースの管理及びタスクの進捗把握をしながら、基本的には私が担当する業務を一緒に進めていただいています。

もちろん基本はOJTで進めますが、様々な経験を積んでほしいため最初は一旦任せてみて、GoodポイントとBadポイントをフィードバックするように心がけています。


―外国人として日本で働いていて大変だと感じることは?


Yinan:先ほどお話したように語学面ではかなり苦戦してきましたが、よく耳にするような日本企業的な大変さはまだ感じたことがありません。


ただ、働く女性の割合が中国よりも低い点など、カルチャーショックを受けることはよくあります。Aniwoには女性社員も多くしかもそれぞれが自分に合った働き方を選択できており、その点もAniwoに入社を決めた理由の一つです。



―イナンさんの今後の目標は?


Yinan:大きな目標としては、常に自分のPrincipleを忘れずに、強くかつ優しい人間になることです。

近い未来の目標としては、新たなITサービスの開発や運営を、最初から最後までやってみたいです!

また、実は上野千鶴子さんに憧れていまして、いつか社会学者になりたいとう夢もあります。

―他の中国人留学生の方に向けて、ぜひ一言お願いします!


Yinan:日本への留学は「挑戦」と「機会」です。日本での新しい学びや生活を楽しむ時間も重要ですが、自分が何故留学してきたかということを忘れずに頑張ってください。


また、今進んでいる道以外にも可能性は広がっているため、早めにいくつかの挑戦をして、自分の可能性を探索していくことをお勧めします!



―最後の質問となります!イナンさんはどんな仲間と働きたいですか?


Yinan:ドラえもんみたいな仲間と一緒に働きたいです!(笑)

ドラえもんが様々な道具を用いてあらゆる場面でのび太を助けてくれるように、自分とは違う才能やスキル、異なる性格のメンバーと協力し、お互いをサポートし合える関係が理想です。そんなメンバーとなら、困難な挑戦であっても乗り越えていけると思います。



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◆インタビュー・記事作成

Mai Momoi