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「Cybertech Live Asia」急激に変化するサイバーテクノロジーの最前線


2020年5月28日、Cybertechが「CybertechLive Asia」を開催した。シンガポールのサイバーセキュリティ庁CEO, David Koh氏をはじめとした多くのゲストが登壇し、イスラエル発サイバーテック企業Team8, SYGNIA, Speardome, Cybereasonが講演を行い、専門家の視点からコロナ禍に対応できるサイバーテック事例が紹介された。


イベントページは こちら


イベントのアジェンダや詳細については、下記画像をご覧ください:

参考: Cybertechlive Asia HP

1.『With/After コロナで、サイバーテック業界はなぜ変わらなければならないのか?』


イベント冒頭、Team 8のCEO, Nadav Zafrir氏より、サイバーセキュリティの領域別動向に関する講演があった。

コロナは現代社会における大きな災いであり、人生における他の悲しい瞬間と同じく、その混乱を最初から乗り越えることは非常に難しいのです。コロナが起こった後、人々が最初の否定、衝撃、パニック、沈み込み、絶望などの気持ちをいくつかの段階で感じてきた(上図参照)。


人々の協力のおかげで、数ヶ月間のウイルスとの戦いの後、人たちはついに「間 (In-Between)」の段階へと進み始めた。

上図に示すように、2020年1月からサイバーセキュリティに関する成長曲線が3つあった:黒い線がサイバーディフェンスの曲線、白い線がハイパーコネクティビティの曲線、赤い線がサイバーアタックの曲線である。リモートワークニーズが急速に高まっており、ハイパーコネクティビティとサイバーアタックもほぼ同時に成長している。しかし、サイバーディフェンス側は大きく遅れており、攻撃を受けるリスクが高くなっていると言える。

2.『サイバーテック業界の変化について』

サイバーセキュリティは、産業・企業・個人のためのプランCとなる。


これはどういう意味かと言うと、これまではほとんどの人がプランAを用意しており、その中の一部の人だけがプランBを準備しているという状況だった。。この違いにより、コロナ禍が来た際、プランBを持っている人々ははるかに早く状況変化に対応できたのだ。しかし、プランBのオプションを使い切ってしまった時、次にどうすれば危機に対応できるのか?その答えは簡単で、新たなプランCを用意しておくことである。サイバーセキュリティは、謂わば今後のプランCとなり得る非常に重要な領域なのだ。

2.『サイバーセキュリティ分野の注目企業4選』


このイベントでは、今日の状況下でキーとなるソリューションを持つサイバーテック企業4社が紹介された: 1. Team8:

Team8は、イスラエルのサイバーセキュリティシンクタンクであり、Rethink CyberはTeam8がキュレーションした、サイバーセキュリティの未来に関するテーマを議論するコミュニティだ。現在、世界中(ニューヨーク、サンフランシスコ、テルアビブ、ロンドン、シンガポール)で開催されているイベントには、著名なCIO、CISO、サイバーイノベーター、政策立案者、セキュリティ関係者が集い、急速に進化するサイバーテクノロジー領域の未来についての情報が交換されている。



2. SYGNIA:

SYGNIAは、ハイエンドなサイバーセキュリティコンサルティング、インシデント対応サービスをグローバルに展開している。SYGNIAは、DX・データ分析領域の最新技術をサイバーセキュリティに適用し、顧客の安全を確保する事を目指している。



3. Cybereason:

Cybereasonはテレワーク時代だからこそ、侵入を前提にしたサイバーセキュリティソリューションを提供する。サイバー攻撃は日々進化し巧妙になっており、ゲートウェイやアンチウィルス、サンドボックスといった既存のセキュリティ対策は100%の安全を保証するわけではなく、攻撃者によってすり抜けられるリスクは常に存在する。しかしながら、現在とられている対策は侵入の防御がメインで、侵入された後はほぼ無策という状況。実際のセキュリティ対策投資の比率も前者が7割、後者3割と言われている。Cybereasonはこの誤った投資比率を逆転すべきという発想で、確実に起こりうるマルウェアの侵入を前提とした対策、侵入を即座に検知し、攻撃を特定し封じ込めることで、被害を未然に防ぐソリューションを提供する。



4. Speardome:

Speardomeはイスラエルのサイバー技術を用いてシンガポールで展開するSCADA領域のソリューションを提供する企業。

次回のPitch Tokyoは6月16日にRetailTechをテーマに開催します。


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文章:イナン

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